院長挨拶
はじめまして、かがみとつかクリニックの院長の柴田 邦彦と申します。
私はこれまで、横浜市立大学附属市民総合医療センター、また地域中核病院で耳鼻咽喉科医として勤務して参りました。専門は耳鼻咽喉科全般、鼻科学、鼻科手術で、理事長の佐久間 康徳医師とともに、横浜市立大学附属市民総合医療センターの鼻科手術部門の責任者をして参りました。そのような病院という大きな組織の中で診療を行っていると、患者様の個々のニーズに十分に応えられない部分が、多かれ少なかれ出て参ります。
例えば、私の専門領域である鼻科手術を例に挙げてみると、「病院では1週間の入院が必要と言われたが、仕事が忙しくて治療を諦めざるを得ない」といった患者様がいても、大きな組織の中では例外的に短期間入院で治療を行うことは難しいです。
しかし、地域に密接したクリニックでの診療であれば、様々なニーズに対応することが可能かも知れません。多くの患者様に安心して、より専門的な医療を提供できればと思い、当院を開設いたしました。
専門的な医療を行うに当たり、当院の特徴として複数の耳鼻咽喉科専門医が所属していることです。全医師が横浜市立大学附属病院、横浜市立大学附属市民総合医療センターや地域中核病院で研鑽を積んできました。耳鼻咽喉科医として、鼻科、耳科、咽喉科、頭頸部外科、アレルギー科といった各専門領域に精通しています。また、通常の耳鼻咽喉科部門だけでなく訪問診療部門も併設しており、患者様の全ライフステージに寄り添ったより専門的な医療を提供することを理念としております。そして、複数の医師により、個々の患者様の病状を共有し、総合的に治療を行っていけることが当院の特徴であると自負しております。
私たちは、地域に根差し、地域の皆様、患者様を笑顔にできるクリニックを目指しております。当院にかかわる全ての人々が幸せになれるクリニックになることが、私たちの願いです。生まれ育ったこの横浜の地で、『共に生きる』医療を目指し、より良い医療を提供できるよう、日々、精進して参りたいと存じます。